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夏に向けておさらい!子どもの日焼け対策

子どもの紫外線対策の必要性が叫ばれて久しいです。オーストラリアでは学校を上げて、子どもに「帽子」「日焼け止め」「サングラス」の着用をすすめています。
ただ、意思の疎通が難しい月齢の子どものケアは手間がかかるもの事実。親子でストレスを感じない範囲で上手に紫外線対策をしていきたですね。

 

▼3種類の紫外線についておさらいしてみよう

 

★UV-A波:肌の奥深くまで届き、しわ・たるみの原因となる。
日焼け止めの指標は「PA」。「+」~「++++」まである。

★UV-B波:肌の浅い部分に届き、日焼け・しみ・皮膚がんの原因となる
日焼け止めの指標は「SPF」。日本では「50+」が最大

★UV-C波:オゾン層によって吸収され、地上には到達しない

日本では、4月~9月までで、年間の70%~80%の紫外線を浴びています。午前10時~午後2時までに浴びる量は、夏で一日の約70%、冬で一日の約80~85%です。
4月~9月の間は、日中は常に日焼け対策をしておくことがおすすめです。

 

▼日焼け止めの使用が基本

 

子どもの日焼け対策として、日焼け止めの使用が基本とされています。子どもの日常の外出なら、SPF20程度のもので十分だそうです。
また、肌の敏感な子どものために以下に注目して購入すると良いそうです。

★アレルギーテスト済
★「子ども用」の表示あり
★紫外線吸収剤 無配合

 

▼クリーム状なら真珠の粒大くらい

 

顔に塗る場合、クリーム状なら真珠の粒大、液状なら1円玉大が目安です。塗りむらを防ぐために、同じ量を2回塗りましょう。外出の15分くらい前がおすすめです。
汗をかいたり手で触ったりして効果が薄れるため、2~3時間おきに塗りなおします。
お風呂に入った時、良く泡立たたせっけんで洗い流しましょう。

▼帽子や衣服を上手く組み合わせよう

 

つばが7cmある帽子をかぶれば、紫外線を約60%カットできるとされています。衣服は、七分丈や襟付きもおすすめ。素材は木綿や吸汗速乾ポリエステルがいいそうです。また、濃い色よりも薄い色の方が熱中症を防ぐのに適しています。

 

▼最も大切なのは、大人のペースに子どもを無理やり合わせないこと

 

夏になると子どもを連れて外出する機会が増えます。最も大切なのは、大人のペースに子ども無理やり合わせないこと。子どもは皮膚が薄く、遊びに夢中になって水分を摂ることを忘れることもあります。
乳幼児が強い日差しの中で長時間過ごすことのないように、スケジュールを立てましょう。

 

 

2020年6月13日(土)朝日新聞朝刊より

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