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男性保育士と保育現場について

 

みなさんは男性保育士といってどんなことを思い浮かべますか?

モテそう、女性に囲まれて大変そう、待遇が厳しそうなどなど人それぞれではないでしょうか。

このコーナーでは男性保育士が働く保育現場について考えてみたいと思います。

 

■男性保育士が抱えるさまざまな問題

千葉市長のTwitterの発言が論議を醸し出している、男性保育士問題。問題になったのは男性保育士におむつや着替えをして欲しくないという保護者が事実存在ししていること。

この意見については賛否有り、保育士不足の問題を含めてさまざまな議論が繰り広げられています。

保育士という特定の職業で「男性差別」のような状況が起こっている原因として、保育士の職業が子どもと接するので、一般的に女性のほうが適しているという偏見があるからではないでしょうか。

また、近年数件起きている女児を狙った保育士や保育施設運営者による事件も保護者の危機意識を高めているようです。

しかし、ニュースで語られた、男性保育士に向けられる「幼児性愛なのでは」という偏見は、保育士不足に拍車をかけているのではないでしょうか。

元保育士の男性の話では、園児が女の子だと、保護者が男性保育士を嫌がる、幼児性愛だと疑われるようなクレームより男性保育士がショックで退職する事例があると語られていました。

また待遇面でもあまりよいとされない保育業界。男性となると定着するのが難しいとの声もあります。

 

■男性保育士がいることのメリット

このような心配もある中、男性保育士がいることでさまざまなメリットもあります。

 

1.女性が多い職場が多いため防犯上、安全を維持できる

2.運動会などの行事の際、力のある男性保育士に頼ることができる

3.園外活動の際、男子を男子トイレに連れていくことが可能

4.女性だけの職場の中で男性がいることでバランスがとれる

5.子どもの情緒安定や心の発達にプラスになる

 

■職業的地位の向上を目指してすべきこと

 

「保育士の専門性」と「保育士の待遇」という2つの側面から、保育士不足を引き起こし、さらには待機児童問題にも発展してしまうのではないでしょうか。

男性保育士の比率を増やすこと、集団保育・教育的観点などの専門性、各家庭のジェンダー観や子どもの反応なども考慮することで、より柔軟な専門職化を通じた職業的地位の向上を目指すことができるはずです。

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