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英語力を身につけて保育に活かそう!

 

小学校での英語教育が必修化され、乳幼児期から生活の中で英語に触れることが求められています。
そういった背景から英語力のある保育士は引く手あまたなのです。
こちらでは保育園の英語教育の現状やメリット、保育英語検定について触れていきましょう。

【英語教育の現状】

2009年生まれの子どもから小学校3年生で英語が必修になります。つまり現在保育園に通っている子どもたちはみんな3年生から英語を「勉強する」ことになるのです。そのため保護者は子どもに早いうちから英語を「勉強する」ものではなく「コミュニケーションツール」として触れさせることで、抵抗感をなくしたいと考えています。
そのような保護者のニーズに応えるために保育現場ではレベルの差はありますが、英語教育に力を入れているのです。
1日のほとんどを英語環境で過ごして英語の上達が早くなる「プリスクール」や、月に数回ネイティブ講師が保育園を訪問して遊びを通じて英語教育を行っている保育園など、さまざまな種類があり、保育士に求められるレベルも大きく異なります。
後者の場合、ネイティブ講師は日本語を話さないことが多いので「あの先生は英語でなんと言っているの?」と子どもたちから質問があることもありますが、「先生もわからない」「一緒に聞きにいこう」と子どもたちと一緒に英語を学ぶことが可能です。
子どもが英語を話せるようになることが目的ではなく、英語に触れさせることが目的となります。

 

【英語教育のメリット・デメリット】

乳幼児からの英語教育では少なからずデメリットがあります。
●メリット
ゲームや歌などの遊びの中で英語に触れるので、英語を「音」として耳で認識する子どもたち。
日本人が発音しにくい違いもよりネイティブに近い発音で話せるようになります。
「しなければいけない」「勉強」という英語に対する抵抗感がないということも大きなメリットでしょう。
●デメリット
周囲が話す日本語を自然と覚えていくため、英語と日本語を混同しやすい子どもたち。
そのため母国語である日本語の能力の発達が遅れると言われています。
また、乳幼児期から継続して英語教育を続けていけばよいのですが、卒園とともに離れた場合、大人になるまでに忘れてしまうことも。

【保育士が英語力を身につけるメリット】

まずは保育士としてのステップアップの一つとして捉えましょう。
英語教育の低年齢化が傾向としてあるなか、英語力がある保育士のニーズは増えていくことが考えられます。
子どもや保護者と英語でコミュニケーションが取れたり、ネイティブ講師とコミュニケーションが取れたりすれば、かなり頼れる保育士として受け入れられるでしょう。

【保育英語検定とは】

一般的な英検やTOEFLといった英語の検定試験と違う、乳幼児とふれあう現場で使える英語能力を問われる保育英語検定という試験が行われています。
英語版の赤ちゃん言葉や幼児言葉の検定試験です。2010年に設立された一般社団法人保育英語検定協会が主催しているので、民間の検定試験としても知名度は低いですし、受験資格もありません。
しかし、保育士資格をもっていて保育英語検定に合格すると「イングリッシュエキスパート保育士証」が発行されます。
証明書類のひとつとして扱えるので、保育園を転職する際には選択肢を広げる心強い武器になるでしょう。
入門レベルから専門レベルまで6段階に分かれているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

【保育英語検定を仕事に活かす】

グローバル化で、日本語が話せない外国人保護者や園児の対応に苦労している保育士さんはたくさんいらっしゃいます。
英語でコミュニケーションが取れる保育士は園にとっても保護者にとっても頼もしい存在。活かさない手はありません。
今働いている保育施設で重宝されるだけでなく、プリスクールや幼児英語教室などで働くなど、保育士としてのキャリアや働く選択肢が広がるでしょう。
保育士専門の求人サイトなどを利用して、保育英語検定を活かせる保育施設を探してみるのもおすすめです。

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