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転職の際はどんな施設を選ぶといい?

夢だった保育士として働き始めたのはいいけれども、待遇面や人間関係に納得ができず、転職を考えている・・・。そんな保育士さんは多いのではないでしょうか?かといって、全てにおいて自分の理想とする職場というのは存在しません。
ここでは転職を考えている保育士さんに、どんな点に注意して施設を選べば良いのかをご紹介します。

【保育園の分類と運営母体】

保育園の分類は、大きくは以下に分かれます。
①認可保育園
・公立保育園
・私立保育園
・認定こども園
・少規模保育園

②認可外保育園
・企業内、院内保育所
・基準に満たない独自保育園

保育園の運営母体は、大きくは以下に分かれます。
①社会福祉法人
②株式会社

【それぞれのメリット】

認可保育園は保育士の人数や面積など保育環境が整っているので、安心して働くことができます。特に公立園の保育士は地方公務員のため、待遇面でも優遇されています。
認可外保育園は規模が小さくアットホームな雰囲気がウリ。企業内・院内保育園は時間外勤務に臨機応変に対応できる方におすすめ。いざというときに比較的保護者が近くにいるという安心感もあります。

社会福祉法人が運営する保育園は、歴史が長く過去のノウハウが生かされるような保育を実施でき、ベテラン保育士の数も多いです。
一方、株式会社が運営する保育園は、モンテッソーリ教育や英語教育など新しいことにチャレンジし、時代の変化に対応できる適応力を持っています。

【選ぶ際の注意事項】

一般的な企業と全く同様で、人気のある保育園は離職率が低いため求人自体が少ない傾向にあります。特に公立の認可園は4月の新卒募集でほぼ埋まってしまうため、年度途中の中途採用は少ないです。
逆に、常に求人を出している保育園はそれだけ離職率が高いということ。離職率が高いということは、その保育園や人間関係に何かしらの問題があって、長期間働こうという意欲が湧かない、長続きしない人が多いということになります。

 

【転職において何に重点を置くか】

転職において何を重要視するかは人によって異なります。自分の中で優先順位を決めて転職先を探すことが大切。以下に先輩転職者が重要視したポイントをいくつか挙げてみました。

●給与・賞与
特に若い方や未婚の方は、給与面=待遇面と考えるほど重要視する人が多いです。

●人間関係・職場の雰囲気
その施設のトップの人の人間性や性格によるものが大きいです。

●通いやすさ
いくら良い保育園でも、自宅から遠いと毎日の通勤が大変です。

●労働時間・日数
延長保育やお泊り保育を実施している園は、その分休めるかが重要。また、土曜日に行事がたくさんあっても、小中学校のように月曜日が代休とはなりません。また、育児や介護を抱えている方は両立できるかどうかが最優先です。

●規模・理念
大勢の子供たちと広く接したいという方もいれば、少ない人数で一人ひとりじっくり成長を見守りたい、と考える方もいます。

【必ず見学をすること】

ホームページ上だけではなかなかその保育園の雰囲気は分かりません。実際に行って見学し、可能な範囲で現場で働く保育士さんからも意見を聞いてみましょう。データだけでは分からない本音が聞けるかもしれません。
また、ベテランの保育士がいる場合「頼りがいがある」「経験や知識が豊富」というメリットがありますが、反面、過去の育児論に固執したり、時代の変化に適応できなかったりとデメリットをはらんでいるケースもあります。見学の際にはよく話を聞いて見極めましょう。

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