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今さら「イクメン」ともてはやす日本って、やっぱりガラパゴス?

家庭やプライベートを優先したい人が増えてきた現代。24時間戦うモーレツ社員という言葉は死語になりつつあり、家事や育児に積極的に関わる男性が増えてきました。
でもまだまだ男性の長時間労働はなくならず、モヤモヤを抱えている男性は多いようです。

 

孤独な育児男性

 

仕事をしながら家事や育児を中心に担っているある父親。職場では周囲に理解されず、孤独感を募らせているとのことです。
周囲に同じようにしている父親がいないため、誰にも相談することができず辛いとのこと。
そんなパパたちを救おうとコミュニティができ上りました。大分県で開かれた父親講座がきっかけで、「パパテーブル」という名前で、月に一回開催されています。出入りは自由。
父親同士、父親ならではの悩みを相談できたりし、仕事場・家庭、さらに第三の居場所になるとのことです。
共働きの妻に家事育児の分担を求められているが、仕事が忙しくなかなか思うようにできず、妻はイライラ・・・。よくあることでしょう。
他の地域でもっとこのようなコミュニティが広がり、育児の相談ができるパパ友ができるといいですね。

 

パタハラした企業の株価が下がった!

 

ある化学メーカーの妻が夫が職場でパタハラをされた、とツイートしたら、たちまち拡散され、その企業の株価が下落したことがありました。

カネカが「育休明け即転勤」パタハラ問題で公式見解を発表
https://twitter.com/i/events/1136530718685712385

近年は、企業のECG投資(環境や社会の問題に配慮を評価してそれに投資すること)も注目されています。
企業のイメージに左右されますし、それを踏まえて就職活動する学生も考慮するでしょう。
あえて企業名を上げてSNSにアップするのは、賛否両論あるかもしれません。パタハラに至る前後の様子や職場や上司と本人との関係性も分からないので、「パタハラ退職」の見出しだけで判断するのは難しいかもしれません。ただ、このように地道にSNSに訴えていくのも、1つの手なのかもしれません。

 

育休取得を義務化する動きがあるが・・・

 

男性の育休取得率はわずか6%。しかも期間も短く、本当にこれで産後の妻は助かるのかとも考えてしまいます。
企業の中には「表向きのための実績を作りたい」「とにかく取得率を上げてイメージをアップしたい」という理由で、3日など一般の有給休暇のような状況で取得した人もいるようです。
取得できない理由は、休み辛い雰囲気や同調圧力。人手不足の中、穴が開いたぶんの業務は誰がとばっちりを食うんだ?といった雰囲気もあるでしょう。
何よりも妊娠が喜ばれない雰囲気になるのは、少子化を加速させるのではないでしょうか。

 

2019年10月20日(日)朝日新聞より

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