お役立ち情報 お役立ち情報

お役立ち情報

おもちゃの世界でも環境への配慮が行われるようになっています!

もうすぐクリスマスです。小さいお子さんがいる家庭では、どんなプレゼントを贈るか、家族会議が行われていることでしょう。
最近のおもちゃには「環境への配慮」をうたうものが増えているそうです。環境問題への意識が高まる昨今、消費者にとってもそれが新しい付加価値となっているようです。

 

▼サトウキビが原料のレゴが登場

 

デンマークに本社を置くレゴ社は、代表的な四角いブロックだけではなく、葉のような形のパーツを組み合わせて花束を作る「フラワーブーケ」の販売を今年から始めました。これはサトウキビを原料としたポリエチレン製です。

レゴ社では、丈夫で着色がしやすいとの理由から、1940年代からプラスチックを主な原料としてきました。現在、世界中で約1千億個を製造している人気商品です。
同時に、環境への負荷を懸念し、2015年から新素材の開発に力を入れてきました。2018年から上記のようなサトウキビを原料とした素材を開発、パーツの一部を新素材に置き換えています。

強度が必要なブロックでは簡単に変換はできません。今年の6月には使用済みペットボトルを原料にしたブロックの開発に成功し、商品化を目指しているそうです。

レゴ社では、2030年までに全てのブロックを持続可能な素材に置き換えることを目標としています。他にも木・麦・トウモロコシなどが素材の候補に挙がっているとのことです。

 

▼タカラトミー「プラレール」は電池無しのモデルを販売

 

プラレールでは、今年の秋、電池を使わずに電動走行させられるモデルを発売しました。
手で車体をコロコロ動かすことで発電する仕組み。約30秒コロコロさせれば7m走行できます。
電池のごみを減らせるメリットもありますが、消費者から「電池交換が大変」という声を多かったとのこと。現在、品切れ続出の人気商品となっているそうです。

また、商品のパッケージをそのまま遊びに使えるようにしたり、「エコトイ」マークを付けて消費者にPRしたりしているそうです。

 

▼セガトイズではおもちゃを下取り→新規購入時に値引き

 

セガトイズでは、昨年の秋からおもちゃの下取りサービスを始めました。下取りに出すのは、どもおもちゃメーカーのものでもOK。返送料も負担してくれ、同社の公式HPでおもちゃを購入するときに2割を上限に値引きを行います。これで少しでも公式HPからおもちゃを買ってくれる人が増えれば、という考えなのでしょう。

下取りしたおもちゃは分解し適切なリサイクル方法で処理します。状態の良いおもちゃは途上国などへの寄付も検討しているそうです。
おもちゃは消費者にとって思い出深いものであり、「捨てられない」「もったいない」と感じる人が多いそうです。一方で成長とともにおもちゃは変わっていきます。

この下取りサービスで、月齢や成長に応じたおもちゃを選んでもらえれば、と考えているそうです。

 

2021年12月11日(土)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

 

無料登録はこちら 求職者様ログイン

最新記事