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中堅保育士がモチベーション維持のために目指したい専門リーダー

 

現在入職している保育施設でこの春には新人保育士の指導にあたらなければならなくなるという保育士の方もいらっしゃるでしょう。

待遇や人間関係に問題がなく、このまま今の職場で働いていこうという方は、モチベーションを維持するために改めて目標をもつことをオススメします。

中堅の保育士となる方は、専門リーダーを目指してみてはいかがでしょうか。

 

保育士の専門リーダーとは

2017年4月に厚生労働省が「保育士等キャリアアップ研修の実施について」を確立。

そのキャリアアップ制度の中で生まれたのが「専門リーダー」です。

主に勤続年数7年以上の中堅保育士を対象としている保育現場のスペシャリストと考えるとわかりやすいでしょう。

主任保育士や副主任保育士、職務分野別リーダーといった役職が保育士にはあります。

それぞれ、主任保育士は園長先生に次ぐ施設責任者としてマネジメント全般を行う、副主任保育士はその主任保育士を補佐し、現場のマネジメントにも携わる役職です。

そして「専門リーダー」と混合されそうな名称の「職務分野別リーダー」。

保育士としての現場経験が3年程度の若手保育士が対象で、キャリアアップ研修制度の中で新設されました。

「専門リーダー」になるためには、「職務分野別リーダー」の経験を3〜4年ほど積むことが条件になります。

職務分野別リーダーで経験を積み、キャリアアップ研修を履修して専門リーダーになれるのです。

勤続3年をこえる中堅保育士の役割

保育士としての実務経験を持っている保育士が中堅保育士です。

3年から7年ほどの経験があれば保育業界では中堅とみなされます。

3年目をすぎると保育施設全体を見渡せる余裕が出て、保護者からの信頼も得られていると感じられる方も出てくるでしょう。

新人保育士と違うのは管理職などのベテラン保育士と新人など若手保育士の間に立って説明したり指導したり、相談にのったりすることが仕事に加わり、保育士としての人材教育に関わる緩衝材というポジションになります。

経験を積んでいる保育士として、後任指導のためにも「職務分野別リーダー」を経験し、「専門リーダー」を目指すことで保育運営側からも信頼されるでしょう。

 

向上心をもつために

保育士業界ではキャリアアップ制度から「専門リーダー」「副主任保育士」などが生まれるまで中堅クラスの役職がありませんでした。

昇給の機会もほぼなく、モチベーションを維持しながら働き続けることが難しかったことも離職率が高い要因だったといえます。

そのため今後は「専門リーダー」、「職務分野別リーダー」として保育の質を向上させる役職につく人材に期待が寄せられています。

自分自身の保育スキルをあげるだけでなく、同僚や近隣保育施設の保育士へアドバイスや指導をすることで保育士全体の質向上を図ることが可能なのです。

保育士同士の人間関係を円滑にし、職場環境を整えることでより保育も楽しくなってくるでしょう。

向上心とモチベーション維持のために専門リーダーを目指してみてはいかがでしょうか。

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