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保育士の暗黙のルール「妊娠の順番が決まっている」の真相

保育士不足が止まらない原因は、過酷な労働や賃金の低さが挙げられています。しかし、今新たな問題が明らかとなってきました。「妊娠には順番が決まっている」という問題。初めて知った事実に驚いた人は多いのではないでしょうか?今回はこの信じられない真相についてみていきましょう。

【保育士同士の暗黙ルールが決められていた】

少子化対策が進んで行く中、一番子供と身近な存在の保育士が妊娠について悩んでいたことを誰が気付くことができたでしょうか。その事実に唖然とした人は少なくないでしょう。しかし、この問題は、保育士の中では割とマストな事実。新米保育士がまず先輩から言われることは「妊娠には気をつけて」という。園内の妊娠ルールが存在することを意味した忠告と伺えます。右も左も分からない新米保育士にとっては、先輩の言うことは絶対なので、そのことに疑問を抱く人は少ないようです。先輩から順番に妊娠報告をしていく中、次は私だ…とプレッシャーを感じる保育士もいます。なかなか自由のない環境で働いている状態も、大きな負担がのしかかり、保育士離れや潜在保育士増加の原因となっているのではないでしょうか。

【妊娠の時期も決められていた】

妊娠というのは、天からの授かりものと昔から言われてきましたが、保育園の中では通用しません。妊娠の順番ルールを破った保育士は、罪悪感に苛まれ肩身の狭い思いをしなくてはならない状況に陥るケースもあるよう。妊娠時期も、年度替わりや行事の予定に合わせなければいけない保育園もあります。保育園側の都合に振り回されることも信じがたい事実。突然の妊娠報告をした保育士は、園長や先輩の保育士に冷ややかな目で見られ、まるで悪いことをしたかのような感覚になってしまうこともあります。子供と接する職業であるにもかかわらず、このような深刻な問題が職場内で発生していることが、保育士不足にますます拍車をかける事態になっているでしょう。

なぜこのように厳しい指導が繰り返されるのでしょうか。それは保育園側も教育の場として、大事なお子様をお預かりしている責任があります。妊娠によって担任が途中で変わってしまう事態に、戸惑う保護者や生徒が出てきてしまう可能性も。特に幼い生徒にとっては、大きなショックを与えかねません。保育園のことを思うがあまり、行きすぎた指導に走ってしまったのではないでしょうか。お互い節度のある振る舞いを心がけ、円満な妊娠報告ができるような職場環境を作っていけると保育士不足の現状を打破できると考えます。

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