お役立ち情報 お役立ち情報

お役立ち情報

保育士不足による、認可外保育施設の問題

認可外保育施設は、教育方法や時間外保育など、柔軟な対応が魅力的と認可保育施設に入れなかった家庭には助かる存在でした。しかし、自治体の調査で国が定めた、指導監督基準を満たしていない認可外保育施設は4割を超えていることが明らかとなりました。待機児童が増える中、救いであった認可外保育施設は、どのような状況にあるのでしょう。

【認可外保育施設の現状】

児童にとって、充実した教育を受けることができる認可外保育施設。しかし、自治体が立ち入り調査をしたところ、4割以上の認可外施設で健康診断や消防訓練をしていないなど指導監督基準が守られていないことが明らかとなりました。待機児童増加に伴い、認可外保育施設も職員の人手不足問題が浮上。訓練が十分に行われないまま、仕事をこなさなければならない職員が急増しているのです。待機児童をなくすための施設も人手不足や基準違反など、深刻な問題が浮き彫りになってきました。

 

【認可外保育施設の便利さ】

待機児童が増えている問題で、子供を預ける保育施設探しに頭を悩ませている親は少なくありません。国の児童福祉法で定められた基準を満たしている認可保育施設は、園の広さや保育士の人数などが定められている上、国からの補助金もあります。しかし、入園したくてもなんらかの理由で入れない児童がいる事も事実。そこで、頼りになる施設が認可外保育施設になるのです。私立のため保育料は高めですが、受け入れや手続きがスムーズなので不安が軽減されますね。

 

【認可外保育施設の魅力】

認可外保育施設は、地域によって施設の環境が異なります。都内の認可外保育施設は、ビルの一角を使用しているケースも。遊び盛りの子供にとって園庭がない事は不安になりがちですが、保育士が公園に連れて行くなどの対策をしています。教育の内容も、英語を取り入れる施設やコミュニケーションを重要視する施設など、しっかりしているので、認可外施設を利用する家庭は増加傾向にあるでしょう。そして、時間外保育が認可保育施設に比べて、柔軟な対応をしてくれることも、働く親にとって魅力的といえます。

待機児童の減少を目指す一方、保育士や職員不足の問題はなかなか良い方向に進まず足踏み状態。認可外保育施設を頼りにする家庭が多くいる中、基準をきちんと満たし児童が安心して通うことができる施設を作っていくことが、今後の大きな課題となっていくでしょう。

無料登録はこちら 求職者様ログイン

最新記事