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派遣保育士が長く勤務を継続できる秘訣とは?
派遣保育士として長く働く方に、永続勤務に関するアンケートが実施されました。
保育士として働く環境はポジティブとはいいがたい昨今。
離職率も高く、保育現場で従事しない潜在保育士も多いです。
そんな中、非正規である派遣保育士として長く働ける秘訣はなんなのでしょうか。(ベルサンテスタッフ調べ)
アンケート調査の目的
アンケート調査を行ったのは、保育に特化した人材サービスを提供する老舗の派遣会社。
痛ましい報道もあり、少子化問題や保育士不足、多様化する保護者のニーズへの対応など、派遣保育士としては穏やかに保育に取り組むことが難しい状況です。
そんな中でも自分に合う働き方で子どもたちに向き合う5年以上継続勤務している保育士にアンケート調査が実施されました。
どうして長く勤務が続けられているのか、その理由や秘訣を知ることで、今保育士になろうとがんばっている方や転職や就職活動されている方など保育の進路に悩む方の参考になるのではないでしょうか。
長く勤務を継続できている理由は?
- 就業先の満足度(マッチング)(29.1%)
- 担当者との関わり(28.6%)
- 給料・福利厚生(20.4%)
- 問い合わせへの対応(スピード、質)(17.5%)
- その他(4.4%)
その他に関して、具体的な理由も答えてもらうと
・産休・育休がしっかり取らせてもらえておどろいた(派遣保育士歴:10年)
・突発的な困りごとに対するサポートが手厚かった(派遣保育士歴:6年)
・勤務先で境遇が似た保育士仲間がたくさんできた」(派遣保育士歴:13年)
派遣元、派遣先の対応が手厚いことがわかります。
同じ状況でも就業している保育施設によって満足度が変わるでしょうから、本当にご自身に就業先がマッチングしていたのでしょう。
勤務を継続できる秘訣は?
10年以上継続勤務している保育士さんの回答をご紹介します。
・働きやすい環境が整っている
自分の境遇を担当の方や他のスタッフに深く理解してもらっており、働きやすい環境が整っているため保育の仕事のやりがいを感じながら働くことができるから。(派遣保育士歴:10年)
・同じ派遣元のスタッフが一緒だから
勤務先の園を異動することになっても、同じ派遣会社の仲間が居て心強い。
入ってすぐわからないことがあれば気軽に確認することができるし、良いスタッフが多く、すぐに馴染める。正職員の方も派遣保育士に優しいイメージがある。(派遣保育士歴:10年)
・派遣された保育施設に馴染むこと
以前正保育士として働いていましたが、もう保育士はしないと潜在保育士になっていました。
しかし、仕事をしなければ行けない状況から、とりあえず派遣で仕事を始めたところ、気づけば10年以上継続して働いていたのです。
やはり派遣先の保育園で先生方がよくしてくださったおかげで、保育士の仕事がまた楽しくなったのが大きいと思います。
ただ、どこの園にも見習うべきところや改善点がみられるところなどがあることは当然のこと、だから自分が派遣されたのだと思い、まずはその保育施設に馴染むことが長く続けられる秘訣ではないでしょうか。(派遣保育士歴:13年)
勤務前から勤務後まで保育士専任のスタッフがしっかりとフォローしてくれ、これまでの実績やデータからその保育士にぴったりの就業支援とフォローが行われること、就業先と既存のスタッフとのマッチングがうまくいき、新任スタッフの努力もあって長く継続できることがわかりました。