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親がコロナに感染、子の預け先がなく、やもなく自宅療養する人も

デルタ株は感染力が強く、家族の誰か1人が感染するとほぼ全員感染すると言われています。
親が感染した場合、小さな子どもの預け先がなく、苦労するケースが多発しているとのこと。
国や自治体での支援はありますが、感染が急拡大しており、なかなか追いついていないようです。

 

知人に預けた子どもから感染がドミノのように広がるケースも

 

4人の子どもを持つある大阪府の女性は、8月に新型コロナに感染してしまいました。一緒に生活していた実母も感染してしまったとのこと。
児童養護施設が子どもを預かってくれることになっていますが、濃厚接触者だと陰性証明が必要になります。
また、赤ちゃんを預かってくれた知人がいましたが、赤ちゃんが感染していることが判明し、知人にもうつしてしまったとのことです。

この女性は酸素投与を受けていましたが、やむを得ず退院して自宅療養になったとのことです。

女性は「親が感染してしまったら身内だけで乗り切るのは本当に難しい」と語っています。また、「せめて家族の居場所は早い段階で確保できれば」とも語っています。

 

東京都は保護者が入院したら子どもも一緒に入院となっているが・・・

 

親が感染して養育できない場合、厚生労働省は、児童養護施設や一時預かりを利用するとしています。
しかし施設内での集団感染のリスクを考えるとなかなか簡単にはいかないようです。
東京都は、親が入院したら子どもも一緒に入院としていますが、東京都の入院率は約10%。感染者の入院すらままならない状況です。

 

「両立支援等助成金」は自営業者は対象外

 

子どもに感染の恐れがあり、保護者が仕事を休まざるを得なかった場合、事業者は有給休暇を取得させることで、1人あたり5万円を上限に助成金を支給する制度「両立支援等助成金」があります。
しかしこれは自営業者は対象外となっています。
自営業者には営業補償にあたる「月次支援金」がありますが、収入が半減以下でないと使えません。
万が一の時に収入に不安を抱える自営業者はとても多いようです。療養期間の収入の補償をしてくれる仕組みがもっと整うことを希望します。

 

2021年8月30日(月)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

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