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子どもとPC・スマホ・ゲーム・・・上手に付き合うには?

全国の小中学校に1人1台の端末を配布する「GIGAスクール構想」が始まっています。すでに保育園時代からスマホやタブレットを触っている子どもも多いでしょう。
上手な付き合い方を専門家に聞いた記事がとても興味深いです。

 

▼古い価値観を捨てて親も一緒に学んでみよう!《NPO法人CANVAS理事長 石戸奈々子さん》

 

石戸さんが設立したNPO法人CANVASでは、2005年から1人1台のPCを持ってデジタルランドセル構想を訴えて来たそうです。
ただ単に紙をデジタルに置き換えるのではなく、AIを使い、子どもに最適な学びを実現したり、その履歴を活用したりすることを期待しているそうです。

今子ども達に求められているのは、正解のない問題に対して適応できる力。できれば親も古い価値観を捨てて一緒にプログラミングなどを学んでほしいと語っています。

ちょっと危険だからといって、何でもすぐに禁止するのではなく、現実的にどう付き合っていくのが最適なのか一緒に考えることが大切
親も一緒に寄り添って使い方を伝え、学ぶことが求めらているのではと感じます。

 

▼時間の区切りを習慣付けて時間管理能力も養おう!《千葉大学教育学部付属中学校長 藤川大祐さん》

 

先行して端末を取り入れていた学校では、机が小さいので落としたりする生徒もいて、故障対応が大変だったそうです。
紙と併用しながら必要な時には持ち帰るなどすればいいのでは、と語っています。

また、中1で初めてスマホを与えられ、SNSを始める子どものことを「中1デビュー」というそうです。悪口や画像の拡散などトラブルが最も多いのが中1だそうです。親も一緒に使って様々な状況を見極め、その子の個性を見ながら対応していくことが大切とのことです。

ただ、Youtube視聴などで時間が削られてしまうことは避けたいです。時間を区切るなどし、時間管理術を身に付けるいい機会としましょう。

子どもたちには、きちんと危険を認識しつつデジタルとアナログの行き来をしながら様々な経験を積んでってほしい、とのことです。

 

▼ゲームだって大切な学びのチャンス!《ゲームの家庭教師派遣会社社長 小幡和輝さん》

 

不登校などの経験を経て、小幡さんは2019年にオンラインで家庭教師がゲームの攻略法を教える会社を立ち上げたそうです。
ゲームの上手な人たちに共通するのは探究心。原因を考え練習してまたトライする能力があるとのことです。動画も、何を見るか、何を学ぶか、が大切では、と力説しています。

オンラインやデジタル教材が普及すれば、不登校など学校以外で学びたい子どもを応援することができます。やる気があれば自分でどんどん学ぶことだってできます。

ゲームがどうこうよりも、意欲や知的好奇心、探究心が大切になってくるのでは、と語っています。

 

2021年7月11日(日)朝日新聞別冊EduAより出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

 

 

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