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保育士も気をつけたい夏の熱中症|残暑の体調管理

8月も半ば。夏のピークを越えたように感じても、暑い日はまだ続きます。
保育園では子どもの水分補給や体調の変化を細かく確認している一方で、保育士自身は「今は手が離せないから」と飲み物や休憩を後回しにしてしまうことがあります。
外遊びや水遊びの見守り、着替え、食事の介助、清掃など、保育の仕事は一日を通してよく体を動かします。残暑の時期だからこそ、自分自身の暑さ対策についても見直してみませんか。
子どもを見ている間も保育士は暑さの中にいる
園庭で遊ぶ時間には、子どもたちの顔色や汗のかき方を見ながら、水分補給や休憩のタイミングを考えます。
ただ、その場にいる保育士も同じ暑さの中で過ごしています。
帽子をかぶっていても、立ったまま見守ったり、子どもを抱っこしたり、遊具の間を動き回ったりすれば身体には負担がかかります。屋外だけでなく、調理や片付けなど室温が上がりやすい場所での作業にも注意が必要です。
厚生労働省の2026年版「職場における熱中症防止のためのガイドライン」でも、WBGT(暑さ指数)の把握、休憩時間の確保、水分・塩分の摂取などが熱中症対策として示されています。
「子どもは大丈夫かな」と確認するときに、自分の体調も一緒に確認する習慣をつけておきたいところです。
水分補給を「時間があったら」にしない
忙しい保育中、喉が渇いていることに気づきながら、「あとで飲もう」とそのままになってしまうことはありませんか。
水分補給は、空いた時間を探すより、一日の保育の流れに組み込んでしまう方が続けやすくなります。
たとえば、戸外活動に出る前と戻った後、水遊びの見守り後、給食前後、休憩に入ったときなど。園の運用に合わせながら、「ここでは一度飲む」と決めておく方法があります。
水筒などを置く場所についても、子どもの手が届かず、衛生面にも配慮できる場所を職員間で決めておくと安心です。
子どもに「お水を飲もうね」と声をかけたタイミングで、交代できる職員がいれば保育士も水分を取る。そんな小さな仕組みがあるだけでも、飲み忘れは減らせます。
「少し代わってください」と言える雰囲気も必要
体調管理というと個人の心がけのように聞こえますが、一人でできることには限界があります。
担任をしていると、その場を離れにくいこともあります。ほかの職員も忙しそうだからと声をかけるのをためらう場面もあるでしょう。
だからこそ、暑い時期は職員同士で、
「水分、取れていますか?」
「外に長くいたので少し交代します」
「先に涼んできてください」
と声をかけ合えると安心です。
厚生労働省のガイドラインでも、高温多湿の環境では作業時間の短縮や休憩時間の確保、単独作業を避けることなどが対策として挙げられています。
保育の現場では予定通りに動けないことも多いもの。それでも、「つらくなってから休む」のではなく、つらくなる前に短時間でも身体を休められる体制を考えておくことが大切です。
夏の疲れが出やすい8月後半こそ無理をしない
暑い日が何週間も続くと、気づかないうちに疲れがたまっていることがあります。
朝から身体が重い、いつもより食欲がない、頭痛やめまいを感じるなど、普段と違う状態があるときは無理をしないようにしましょう。
熱中症が疑われる症状として、厚生労働省はめまい、頭痛、けいれん、ふらつきなどを挙げています。症状が見られた場合には、涼しい場所への移動など早めの対応が必要です。
子どもたちの安全を守る仕事だからこそ、保育士自身が元気に動ける状態を保つことも仕事の一部です。
8月後半も暑さへの油断はせず、水分を取る、短い時間でも身体を休める、体調の変化を職員同士で伝える。毎日の保育の中で無理なく続けられることから取り入れていきましょう。








