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赤ちゃんと一緒に心が弾む!産後教室

新生児の世話は本当に大変です。出産後の体力の低下や、しばらく続く睡眠不足など、お母さんの身体には大きな負担がかかっています。
産後ケアとエクササイズ「マドレボニータ」ってご存じですか?

 

▼「マドレボニータ」はなんと日本発祥の産後ケア

 

マドレボニータとは、産後の母親の心と体を整えるための教室のことです。NPO法人マドレボニータの創設者である吉岡マコさんが考案しました。これは日本発祥の産後ケアです。

産後のお母さんは、骨盤がグラグラになったり、乳腺炎になったりと様々な不調を抱えます。また夜中に何度も授乳しなければならず、睡眠不足もあり、また孤独感もあり、追いつめられることが多いとのこと。
マドレボニータは、単なるエクササイズではなく、お母さんの精神面を特にケアすることを目的としています。

 

▼実際にはどんなことをするの?

 

▽まずはエクササイズ

 

広い部屋で簡単な自己紹介をした後、早速エクササイズが始まります。
バランスボールの上でリズミカルに弾みながら足を前後に動かしたり腰を左右に傾けたりします。赤ちゃんは寝かせておいてもいいし、抱っこして一緒に参加してもOKです。中には揺れが気持ちよくて寝てしまう赤ちゃんもいるそうです。
また、「骨盤を起こす」動作がとても良いそうです。お母さんは、授乳時などにどうしても猫背になりがち。座骨を付けてしっかりと背骨を立たせ、骨盤を起こすと、肩こりも減るとのことです。

 

▽次にはコミュニケーションワーク

 

女性は産後に大きな3つの変化があると言われています。それは、①人生②仕事③パートナーシップ です。
この中から1つを選び、隣の生徒さんに話を聞いてもらいます。相手は口を挟まず聞き役に徹することがルールです。
話を聞きながらメモを取り、最後にはメッセージを添えてお互いに交換します。

 

▼ワンオペ育児が多い日本、お母さんの孤立は深刻な社会問題

 

家にこもって育児をしていると、大人と会話をする機会が減ります。そうするとなかなか言葉が出てこなくなってしまいます。
このコミュニケーションワークでは、赤ちゃんではなく自分を主語にして、言葉や会話を取り戻すのに一役買っているようです。

また、コロナ禍でワンオペ育児がさらに深刻になり、そんなお母さんたちが感情を共有できる互助会のような役割もあります。
本当に些細な会話でも、お母さんにとってはうれしいものです。

 

2022年3月5日(土)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。

 

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