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保育の現場に導入された「AI化」の実態

テレビのCMやニュースでご存知の方はいらっしゃると思いますが、保育の現場にAIの導入が開始となりました。待機児童の減少を目指し、保育士の仕事を少しでも軽減したいという社会問題に対応した結果なのです。AIが導入されどのような事態となっているのかご紹介いたします。

[ AIによる業務の短縮化]

保育施設の入所希望をされている方の割り振りをAIに任せたところ、驚きの時間短縮が可能となりました。これにより、労働時間の短縮につながりAIを取り入れたいと考える自治体も増えています。仕事の時間、家族構成などを点数で分けて割り振る仕組なので、点数が高い世帯から順に希望する施設が決まるという。手作業では、確認事項が多く、とてもスムーズには進まない状況がAI導入により、ほぼ正確に行うことができるようになった点は喜ばしい結果といえるでしょう。

[AI導入による不安]

事務作業の効率はアップしているため、AI導入は成功にみえましたが、現場で働く保育士は不安を隠せない様子。一人一人と向き合う仕事になるので、どうしても無理が生じるのではないか?と何か起こってしまった場合を考えてしまう保育士は少なくありません。細かな管理は行えるものの、駆けつけることが出来ないので、逆に仕事力が増えてしまったと嘆く声も聞こえてきます。ロボット相手では人としての心が上手に育たないのでは?と教育に問題が生じることを心配している保護者もおり、新たな試みは受け入れる側にも理解が必要となるのです。

 

[AIと保育士の仕事分担]

まだまだ問題は山積みです。しかし、AIを上手に使って仕事の効率化を図る方法を見つけることで、待機児童の減少に少しでも力を発揮できれば良いのではないでしょうか。保育業務の分担をすることで保育士の仕事量が軽減するため、児童との触れ合いや余裕が生まれ、効率の良い職場環境が整うと考えます。新たな取り組みを否定的に考えず、AIを利用して待機児童減少を目指す方法に目を向けていくことも重要です。

待機児童や保育士不足の問題は、簡単に解決できるものではありません。さまざまな解決策を考え、一歩ずつ良い方向へ進むよう取り組んでいくことが明るい未来への近道となるでしょう。

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