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変動する園児のマスク着用ルールに対応していこう

 

園児にマスク推奨、相手の表情を読み取ってコミュニケーションする経験が不足?」でも取り上げたように、政府が推奨するマスク着用ルールへの自治体や保育施設単位での対応にばらつきがあります。

小さな園児にはマスクを着用させることも大変で、政府が現状発表している着用ルールも浸透していないため保護者だけでなく周囲の関係者からも批判的な意見が寄せられることがあるでしょう。

こちらでは直近(令和4年5月20日付け)の政府の対応依頼についてご紹介します。

変動が続き、振り回されている感じは否めませんが、未知の感染症と折り合いをつけるためにも順応していきましょう。

 

政府の子どものマスク着用の考え方

子どものマスク着用については、「マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて」(令和4年5月 20 日付け事務連絡)で政府が示しています。

この取扱いについても関係機関などに周知、徹底が依頼されていますが、保育施設から保護者、その地域の方々にまで周知、徹底されているかは難しいところです。

 

●2歳未満の園児

2歳未満の園児は引き続きマスクの着用は求められません

2歳未満のお子さんに着用させると発達に関してもいろいろな弊害が起こるとされています。

●2歳以上の未就学児

他者との距離に関わらず、マスク着用を一律には求められません。

令和4年2月からは保育施設では可能な範囲で一時的にマスク着用が奨められてきました。

新型コロナウイルス・オミクロン株への対応としての取り扱いでしたが、それを着用を求めないということに変更された次第です。

仮にマスクを着用する場合、保護者や周りの 大人が子どもの体調に十分注意した上で着用するようにということも公表されています。

 

●考え方の理由

個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることで他の人との距離にかかわらず、マスク着用一律には求めないと言うことです。

 

また、特に夏場は気温や湿度、暑さ指数が高くなることが考えられるため、熱中症のリスクも高まりやすくなります。

そのため子供の体調変化などに迅速に対応することができるようマスクを外すことを推奨するとのことです。

仮に保育施設内などに感染者がいると言う場合においては、施設管理者等の判断によって可能な範囲でマスク着用を求められることは考えられるとしています。

 

 

子どもたちには難しいことですが、マスクの着用が推奨されなくなったといっても感染リスクがなくなったわけではありません。3密に気をつけて、マスク以外はこれまで通りの感染対策が必要となります。

今後も政府の見解にアンテナを貼って、臨機応変に対応していきましょう。

(厚生労働省)小児の新型コロナウイルス感染症対応について(令和4年6月20日)【添付資料8の掲載元】

https://www.mhlw.go.jp/content/000953615.pdf

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