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子どもの言葉が増えていくために周りができること

子どもの言葉は考える力の土台となる部分。どんどんと伸ばしてあげたいですね。とはいえ、子どもの語彙は最も個人差の大きい部分の一つ。あまり神経質にならずに語彙を増やすには周りにもできることがあります。

 

日々の生活の経験が多彩な子は語彙が多い

 

乳幼児は言葉を勉強して覚えるわけではありません。毎日の生活の中で周りの人と関わったりいろいろな経験を積んだりして、言葉や語彙が増えていきます。
ただ、言葉や語彙の多い子にはある特徴があると言われ、それは生活経験が豊かだということと言われています。

 

生活経験とは習い事や旅行ではない

 

大人は毎日の生活がほぼルーチン化しているかもしれません。しかし、子どもにとっては日々刺激や発見、驚きの連続。大人と買い物に行くことや公園で虫を追いかけること、水たまりではしゃぐことなど、大人にとってなんでもないことが生活経験を増やします。
高いお金をかけて習い事をしなければならないわけではありませんし、わざわざ旅行に連れていかなければならないわけでもありません。
日々の些細なことや周りの大人との関りで言葉や語彙はどんどん増えていきます。

 

言葉の表現な未熟な子ども

 

大人は何か納得がいかないことがあったときには言葉で表現し、相手に伝えたり答えを伺ったりします、しかし、言葉や語彙が未熟な子ともは、自分の気持ちをうまく伝えられません。
そのため、何か気に入らないことがあったら泣いたりかんしゃくをおこしたりします。それで興奮してしまい、相手のことを冷静に見ることもできません。
これは成長過程で一般的なことで、どの子どもも通る道。でも語言葉や語彙が増えるにしたがって、自分の気持ちを伝えたり相手をおもんぱかったりができるようになります。

 

大人は根気よく付き合ってあげて

 

大人にとっては根気のいる付き合いかもしれませんが、子どもの気持ちに寄り添ったり、たしなめたりすることで大人との関りが増え、関りや経験が増えることによって言葉や語彙は増えていきます。
また、言葉が多いか少ないかによって子どもの能力に差はありません。大人になっても口数の多い人と少ない人はいます。

 

絵本の読み聞かせで語彙力アップ

 

子どもの語彙や言葉を増やすのに、絵本の読みきかせはとても有効です。子どもにとってお気に入りの絵本はそれぞれです。何歳向けかやジャンルはなんでもOK。気にいった絵本を大好きな人に読んでもらう時間こそが子どもにとって必要な時間。うれしい、心地いい、楽しい、そういった気持ちが子どもの心の成長を促し、語彙や言葉を増やしていきます。

 

大人のネガティブワードは控えよう

 

子どもは周りの大人に多大な影響を受けます。言葉もその一つ。親がネガティブな言葉ばかりいっていると、子どももネガティブな言葉を発するようになってしまいます。
自分の行動や振る舞いは子どもに影響を与えている、という自覚を持ちましょう。

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